移りゆく季節に光をあてて、
「そうめんのある日常」をお届けする
小さな情報メディアです。
「そうめん」という懐の深い食材が、
あわただしい現代社会の
日常に寄り添って、
良き相棒となってゆきますように。

梅雨。今日も子供たちの賑やかな声が聞こえる。水たまり、長靴、傘。カタツムリにアマガエル。大人にとっては煩雑なことが多いこの時期も、子供たちは変わらず楽しそう。そういう姿を見ていると、特に何もなくても、工夫してあれこれ楽しめることの尊さに、まじまじと気付かされる。
今年もついに梅仕事の時期がやってくる。立派な青梅を見つけるとつい嬉しくなって手を伸ばしそうになるのだが、我が家では梅ジュースや梅酒は意外と減らないと気付いてからは、皆が大好きな梅干し作りに的をしぼって精を出すことに決めている。
塩分優しめの蜂蜜漬けも、しっかり酸っぱい昔ながらの梅干しも、しそ漬けも白干しも、それぞれの味わいが楽しく、家族が気分に合わせて選んでいるのが嬉しい。この一年は蜂蜜漬けが特に人気で、残りの数をちょっと気にしながら食べ進めているので、今年は多めに漬ける予定だ。
炊き立てのご飯に梅と焼き海苔。あとはお醤油や胡麻を合わせたり、少しオリーブオイルを垂らしたり。新茶のこの季節は梅茶漬けも定番で、食欲のない時の強い味方。私は、日常の慌ただしさの中では、こういったシンプルな食事に勝る美味しさはないとすら思っている。
逆に、それが美味しく感じられない時は、身体か心からの危険信号。梅干しは、そんなバロメーター的存在だ。我が家では、少しくらいの風邪や不調なら、美味しい梅干しがあれば乗り切れるとみんなが信じている。
ついつい瓶が増えていくが、梅の様子を眺める日課がこの時期の醍醐味で、それを楽しみながら、梅雨明けの太陽を心待ちにしている。
そうめん梅茶漬け
季節の変わり目でなんとなく食欲がない時にも、こんなに美味しいものがあったのかとハッとする日本の味。
新茶の季節を存分に楽しめます。
材料二人分
素麺
2束
かつおぶし
2つまみ
梅干し
2個
大葉
2枚
韓国のり
適量
わさび
適量
薄口醤油
適量
緑茶
適量
作り方

「そうめん手帖」とは
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