移りゆく季節に光をあてて、
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「そうめん」という懐の深い食材が、
あわただしい現代社会の
日常に寄り添って、
良き相棒となってゆきますように。

気づけば今年ももう残り二ヶ月。時の流れのあまりの速さに、意味もなく焦りを感じてしまう。子供の頃はあんなに長く感じられた1年という月日は、魔法でもかけられたかのように見事に短くなった。今日は子供との帰り道、きれいな落ち葉をたくさん見つけて拾ってきた。すっかり紅葉したもの、グラデーションが美しいものなど、2枚として同じものはなく、銀杏も紅葉も柿の葉も、それぞれが、それぞれで、惚れ惚れするくらい美しい。まるでその中に小さな宇宙でもあるかのような、自然の産物にすっかり魅せられては、まじまじと見入ってしまう。この美しさを何とかして残すことはできないだろうかという欲望に駆られては、スマートフォンに落ち葉の写真ばかりが増えていく。しかし、何枚撮っても実物には敵わない。この街に暮らし始めてから長い間、立ち止まることもなければ、何ものでもなかったその小道は、子供たちのおかげで、特別な道に変わった。そういえば、落ち葉とどんぐりが溢れる秋の小道はこんなにも楽しかったのだ。いつの間に忘れてしまったのだろう。自らの幼い日々に思いを馳せながら、あらためて、自然の中には、何もなくても全てがあるなと、つくづく思う。そして、世界中の子供たちが、四季折々の豊かな自然に触れて、無心に楽しみ、その心の奥の奥を豊かに耕せますようにと、老婆心のようなものが湧いてくる。
最近の我が家では、スープパスタのような温かい麺が、大人気だ。パスタといえば、アルデンテにオイルとソースがたっぷり絡んだ本格的なスタイルが標準となっている子供たちにとっては、あの優しいスープの安心感がヒットしているのか、頻繁にリクエストが飛んでくる。一つの鍋で調理できるそうめんは、忙しい時には私も大助かりで、良いことづくしだ。今夜は、戴いたばかりの干し椎茸を贅沢に使ってみようと思う。
干し椎茸とマッシュルームの
クリーム煮麺
お鍋一つで完成する、寒い日にも大助かりな、ご馳走様スープ煮麺。
材料二人分
素麺
2束
鶏ガラスープの素
小さじ2
干し椎茸(スライスタイプ)
8g
水
400cc
白ねぎ(薄く斜めに切る)
1本
マッシュルーム(一口大に切る)
4個
生クリーム
100cc
バター
30g
黒胡椒、パルメザンチーズ
適量
作り方

「そうめん手帖」とは
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