移りゆく季節に光をあてて、
「そうめんのある日常」をお届けする
小さな情報メディアです。
「そうめん」という懐の深い食材が、
あわただしい現代社会の
日常に寄り添って、
良き相棒となってゆきますように。

今年も桜の季節がやってきた。日本の四月と言えば桜とお花見というイメージが強過ぎて、桜に関しては、最近少し食傷気味だ。連日開花予報が繰り広げられるメディアにもSNSにも少々うんざりしてしまう。もちろん、桜には何の罪もないのだが、ここ数年はそんなことを考えている。ずっと昔の日本にタイムスリップでもして、日本古来の風土としての桜のある風景を愛でてみたいと妄想している。
巡る季節を感じられることは素晴らしいことではあるけれど、もう少し、ふとした瞬間に、自らの感性で掬い取るように季節を感じたい。とはいえ、桜を避けて通るわけにもいかないので、今年も親戚や友人とお花見を予定している。お弁当や飲み物を準備して、いそいそとお花見に出かける時、家の玄関先で、今年もきっと咲いてくれるであろう色とりどりのチューリップと目が合っては、あぁこんなに愛らしい花を置いて、私は何を見に行くのかと、例年通り自問するだろう。
しかし、普段会えない人達との恒例のお花見はとても良い時間で、近況を報告し合ったり、年々子供が増えたりしているのは、とても嬉しく、楽しい。これは桜が繋いでくれる縁だというのもまた事実だ。桜は確実に人と人が交わるきっかけを与えてくれている。お盆でもお正月でもない、この心地良い季節に象徴的な美しい花を、見渡す限りの世界に咲かせて。
このように、揺らぎを含んだ気持ちで、今年の四月もきっと平和に過ぎてゆく。そのことが何よりも尊いのかもしれない。
新玉ネギとおあげのそうめんサラダ
たっぷり野菜が食べられる、手軽で新鮮な栄養満点サラダ
材料四人分
そうめん
2束
新玉ねぎ
1個
油揚げ
1枚
ちりめんじゃこ
30g
春菊
1束
かつおぶし
ひとつかみ
黒酢
大さじ2
オリーブオイル
大さじ4
薄口醤油
大さじ2.5
山椒
適量
作り方

「そうめん手帖」とは
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